中国輸入についてですが、
オリジナル商品を発注した場合に、
一番神経を使うのが、品質管理です。
昨日、一昨日とオリジナル商品の開発について、
触れましたが、よくある不良例について
お伝えします。
タオパオやアリババでの既製品を輸入する場合も、
起こりうるケースもありますので、
参考にしてください。
不良品にもいくつかパターンがあります。
1) 工場原因の不良
2) 検品会社原因の不良
3) 輸送中の不良
4) 在庫保管時の不良
5) その他原因の不良
各不良の代表的な事例を挙げていきます。
1) 工場原因の不良
・縫製不良
糸のほつれや縫製が粗いことによる製品不良
見た目や使用感に影響します。
・汚点、汚れ
樹脂製品・陶器製品・生地製品全般に言えますが、
黒点や汚れは多々あります。
製造工程上、多少仕方ない場合もあります。
・異物混入
様々な異物が製品に付着しているケース、
箱等に混入しているケースがあります。
・機能不良
時計が動かない、ライトが付かない等の機能面での
不良です。
2) 検品会社が原因の不良
・検品での目視ミス
・良品と不良品のすりあわせをしっかりやっていない
しっかりした会社であれば、さほど問題ありません。
ただし、得手不得手がありますので、
注意してください。
個人的実感ですが、アパレル関係の検品会社が多い気がします。
3) 輸送中の不良
・割れ、ヒビなどの破損
陶器やガラス製品などは要注意です。
・コンテナでの輸送中のカビ
※特に材質によっては、
カビ対策をしっかりやる必要があります。
・箱つぶれ
箱がつぶれていては、良品とは言えません。
少なくとも、店頭では置けません。
入れ方や段ボール紙の質により、ダメージも変わります。
簡単な対策方法は、国内での箱生産もしくは、
大目に予備分の箱を入れておくことです。
4) 在庫保管時の不良
・カビ
特に梅雨から夏を超えて在庫する商品は注意が必要です。
冬の売れ残り等は、気をつけてください。
単なるバッグがカビだらけになってしまったこともあります。
5) その他原因の不良
・一番怖いのが、故意の不良です。
日本への嫌悪感により、行うこともあるかもしれませんが、
工場への不満により、行ってしまうケースもゼロではありません。
検品をしない商品の場合、
そのまま消費者の手元にいってしまう
可能性もあります(+o+)
他にも不良のケースは多々あります。
大切なのは、製品に合わせた不良例を把握し、
それを起こさないように事前に伝えておくことです。
そして、予算があるなら検品会社にお願いすることが
品質レベルの向上につながります。
いずれにしても、
中国から商品を輸入する際は、
欧米からの既製品を輸入するのとは違うという
認識を持ちましょう。
追伸
オリジナル商品を開発するのと既製品を輸入するのは、
全く別ですが、
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輸入転売では、実績のある船原氏監修です。
実際は、有料のものを購入しないと
詳細なやり方はわかりませんが、
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興味がある方は、お問い合わせください。
先日も、経営する雑貨屋さんで売るための
オリジナルのバッグを作りたいという
問い合わせがありました。
今、見積もり中ですが、
思ったより小さいロットでも可能です。
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