営業マンから企画部門へ異動してからのお話し。
今まで営業で外勤だったのに、
いきなり内勤になり、かなり憂鬱でした。。。
会社の中では、
中枢部門でやりがいはあったのですが、
仕事はとても激務でした。
朝は7時台から仕事開始。
夜は平均で23時台帰社がアベレージ。
月に1回か2回は泊って朝まで仕事することもザラ。
かなり非効率だったと思います。
夜遅くまで働くことが美徳だと思われておりました。
20時30分頃に帰宅するのに、
「すいません・・・ちょっと風邪っぽいので、
早めに上がります。」
と言って帰ったことを今でも覚えてます。
（本当に具合が悪かった）
当時は本当に激務でした。
妻と結婚指輪を見に行き、
座りながら店員さんの説明を聞いている最中に寝てしまい、
激怒されたことを覚えております。。。
ただ・・・
労基署なども入り、
21時までには帰れ！
的なルールとなり、
身体的には大分楽になりました。
当時やっていた仕事は、大きく分けて2つ。
商品の開発
と
商品の仕入れ
です。
商品の開発は文字通り、
自社製品をオリジナルで開発し、
中国、日本、ベトナムなどのアジア圏で製造しておりました。
金型の設計から製造するものもあれば、
単なる色替えなどで終わるものもありました。
当時、僕が一番多く作ったのは、
女性用のバッグです。
デザイン等も書いたりしましたが、
本当に意味不明でしたね。。。
女性のバッグにまったく関心がなく、
キャスキッド●ンのカタチや形状をパ●って参考にしてばかりいましたｗｗｗ
オリジナルの商品を作るときは、
大体がミニマム1万くらいから作ります。
多い時は5万くらいかな。
1万個作ったのに、2年たっても9000個残っていた商品とかは、
本当に申し訳なかったですね。
そして・・・商品開発と同じくらいやっていたのが、
仕入先の開拓です。
自社製品だけでなく、
他社製品も販売しておりましたので、
仕入先の開拓は常に行っておりました。
商談自体も、
多い日は10件くらいやっておりました。
その経験があるので、
今の国内メーカーさんとの商談も、
僕にとってはあくびが出るくらい日常的な仕事となってます。
ギフトショーも部署全体で行っており、
後日訪問した企業の報告などもきちんと開催しておりました。
それにしても忙しい職場だったな。。。
営業時代にサボっていたので、
企画職時代の仕事量と合算し、
多分プラマイゼロかと思いますｗｗｗ
たくさん商品を開発する中で、
スゲー売れた商品がありました。
とあるキッチン用品ですが、
確か3月に発売開始したにもかかわらず、
翌年の2月には累計受注個数が100万個オーバーしておりました。
会社として、
過去100万個以上売った商品は何種もありましたが、
1年未満で到達したのは、社歴50年の中で初めてだったようです。
ですが・・・
僕の給料は1円も上がりませんでしたけどね。
まぁいいんですよ。
全然売れない商品を作っても、
特にペナルティーはないので。
でも・・・
正直やりがいは感じなかったです。
がんばったら、
がんばった分の成果が欲しいなと思うようになりました。
そして・・・
会社を退職、無謀にも起業という感じになります。
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