取引可能メーカーの商品なのに問屋や小売りから仕入れるケース

国内取引

先日、在庫に関する動画をアップしました。

 

 

上記の在庫にも関わることなんですが、

僕の場合、取引できるメーカー商品にもかかわらず、

問屋や小売(電脳)から仕入れることは多々あります。

 

結論から言いますが、

そのケースとは、

メーカー側が欠品しているが、

問屋や小売が在庫を確保している場合

です。

 

問屋や小売によっては、

メーカーに『在庫の確保』をしているケースもあったりします。

 

例えば・・・

紙媒体の通販や、結婚式の引き出物等のカタログギフト。

 

上記ケースは、業者が在庫持っているのではなく、

基本的にオーダーがあって初めてメーカーに発注する流れとなります。

その為、紙面に載せているにも関わらず、在庫がまったくなかったら、

大問題です。

そこで、ある程度の予測数量をメーカー側に確保してもらい、

在庫が切れることがないようにしてもらいます。

 

メーカーによっては、この『在庫の確保』を嫌がる会社もあり、

僕の前職の会社なども基本お断りしておりました。

理由としては、こんな感じ。

冬用の毛布を某通販ショップ用に100個確保しておく

フリーの在庫が欠品

欠品しているので、他のお客様にはお断りする

ところが、通販ショップさんでも思ったように売れず、
50個ほどオーダーせず。

 

その為、確保していたうちの50個が余ってしまう。
そして、暖かくなり、毛布の需要は激減。

上記のようなケースが多発し、『在庫の確保』は

基本的にお断りするようにしてました。

ですが・・・その分売上は減りますので、

積極的に在庫を確保している会社もありますね。

先日、とあるネットショップにオーダーしたのですが、

上記のような理由からです。

メーカーから直取引しているが、

メーカー側は欠品。

でも、とあるネットショップは在庫を抱えている。

メーカーから仕入れると、利益率30%を越えますが、

小売り仕入れですと、利益率は20%程度です。

このネットショップは数がまとまるとディスカウントしてくれますので、

小売り仕入れとはいえ、利益率もそこそこ高いです。

利益率が仮にトントンだったとしても、

欠品を起こし、SEO面でマイナス評価を受けるよりは、

ましですね。

(楽天やアマゾンで自社しかいない場合)

こんなケースもあったりしますので、

既存のメーカーさんが欠品だった場合、

すぐ動けば、問屋さんで在庫があったりすることもありますので、

あたってみると良いかもしれません。

12月商戦は在庫をしっかり持っておくことが重要です!!

11月度はオーダーをしっかりしておき、

機会損失を減らすように動いておくべし。

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