輸入ビジネスで月収10万円稼ぐまで
在庫と利益率についてです。
10万円の利益を出すことはそんなに難しくありません。
最初の頃は、利益率よりも売上重視で取り組み、
ある程度の実績を積んだ後に利益率を上げていくような
動きが良いのかな?と思います。
そして、10万円の利益を達成しましたら、
在庫を確認してください。
多くの方が陥りやすい点として、
売上80万円 利益10万円
でも・・・
在庫は160万ある!
このように、売上の倍近くの在庫を積んでしまっている
方も多いです。
先程の数字でいいますと、
売上80万 利益10万 つまり利益率12.5%です。
それよりは、在庫量をもう少し減らして、
売上100万円 利益11万円 利益率11%
在庫金額145万円 という数字の方が健全です。
(上記145万円は暫定的なアバウトな数字です)
その為には、
在庫の定点観測
を行ってください。
そして、売上と在庫金額のバランスを調整してください。
欧米輸入は売上と在庫のバランスが悪くなりがちです。
たとえば、中国輸入の場合ですと、
送料・税金込で20元(400円)で仕入れた商品を
1250円で売ることはよくあります。
FBA手数料が500円ちょっとかかり、利益は300円強です。
利益6000円を得ようと思います。
その場合、この商品(400円)が20個必要です。
1個300円の利益×20個=6000円
原価400円×20個=8000円
在庫としては8000円必要です。
その時の売上は1250×20=25,000円となります。
売上と在庫の比率で言いますと、
0.32です。
ところが・・・欧米輸入ですと、
送料・税金込50ドル(6200円)で仕入れた商品を、
10,000円で売ったとします。
手数料が1,800円かかったとすると、利益が2,000円です。
利益6000円得るためには、この商品を3個売る必要があります。
在庫金額は6,200円×3個=18,600円です。
売上10,000円×3=30,000円となりますので、
売上と在庫の比率で言いますと、
0.62となります。
※あくまでも参考事例です。例外もあります。
全部の商品が上記のようになるとは言いませんが、
全般的に得たい売上・利益に対する在庫金額としては、
大きくなりがちではあります。
その為・・・欧米輸入においては、
徹底した損切が必要となります。
油断していると、在庫がどんどん増えていきます。
損切を行いますと、
当然赤字商品も発生します。
そのような商品も含めて、月の利益率を良くしていくことが
今後の課題となります。
利益率の良い商品をリピートしたり、
仕入先を開拓したり、
新規商品ページを作成していくことが必要です。
在庫の状況を把握するためにも、
先程述べたように在庫の定点観測が必要です。
毎月把握することは面倒ですが、
現在の在庫金額が増えているのか?
減っているのか?
売上と在庫のバランスはどうか?
気にしてください。
やっていない方は多いですが、
売上も大切ですが、
在庫の増減も大切です。
月収10万円に達しましたら、
物販としての数字管理もきちんと行ってみてください。
編集後記
1月と2月はバタバタしていて、
売上ががっちり落ちてます。
昨年対比は当然クリアーしてますが、
2014年3月は消費税増税前の駆け込み需要で、
売上が伸びました。
何とか超えるように頑張りたいですね。
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