正規輸入と並行輸入の違いについて。
先月も並行輸入とは?という記事を書きましたが、
少しわかりづらかったので、
再度正規輸入との違いについて説明します。
並行輸入と聞くと、うさん臭いイメージですが、
実際はそんなことはなく、
正しい許可を得た製品になります。
ただし、その許可についてですが、
輸入した国において流通する許可を得た製品となります。
一例をあげますと、
商品:アメリカ製のブランドバッグ
正規輸入ルート
メーカー → 日本国内正規輸入代理店
→ 国内販売店 → お客様
並行輸入ルート
メーカー → アメリカ国内で流通(個人・問屋が買い付け)
→並行輸入業者(個人・法人)→お客様
輸出用ではなく、国内流通用の製品を買い付けることにより、
正規輸入代理店より安いケースが生まれます。
※一部例外ルートもあります。
メリットは、
・価格が安いこと。
・正規ルートでは扱っていない
日本未発売商品や廃盤商品も手に入れる
ことが可能な点が挙げられます。
逆にデメリットは、
・メーカーにもよりますが、正規品以外は保証が受けられないケースがある
・並行輸入の場合、新品とはいえ中間業者を多数挟むケースもあり、
発売後数年経過しているケースもある。管理状況が不明。
・輸入ルートによっては、偽物が紛れ込む可能性もゼロではない。
・正規品にはついている紙袋等の資材が付いていないことも多い。
購入する立場へのアドバイスとしては、
品物によっては、圧倒的に並行輸入のほうがオススメです。
たとえば、家電製品が壊れたとしても、
有料で修理することは可能です。
※部品がなく、断れるケースもありますが・・・
やはり、価格が圧倒的に安いのは大きなメリットになります。
自分で使うものなら、尚更ですね。
偽物に関しては、
圧倒的に安い製品は疑ってください。
正規品の7割程度が相場です。
例えば、正規品10万円のバッグを
1万円で並行輸入にて販売することは
不可能です。
(中古ならわかりませんが・・・)
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