アマゾン輸入を実践しておりますと、資金繰りは常に念頭において
おかないとエライことになります。
僕がヤフオクが好きな点の一つに管理がとてもシンプルで、
楽な点が挙げられます。
それと、アマゾン程の低単価商品はないので、
在庫管理も楽チンです。
ところが・・・
アマゾンの在庫管理は結構面倒です。
というか、実践して2,3ヶ月の間は、何も考えずにやっておりました。
そして、売上-仕入れ・経費=利益という計算において、
利益は出ているものの、お金が残らない事態に陥りました。
なぜか?
色々考えてみたところ、売上に対する在庫量が多く、
支払がきつかったためです。
つまり、商品回転率が悪かったみたいです。
物販では、在庫をいかに回転させるかが重要です。
売上が100万円あり、利益も20万出ている。
けれども、
カードの支払が100万円以上あり、お金が残らない・・・
こういった事例はよくあります。
商品回転率を良くすることを考えてみましょう。
計算式ですが、
商品回転率=売上げ÷平均在庫
平均在庫の計算方法は、
月初と月末の在庫を足して、2で割ればよいと思います。
個人的には、この数字が0.8以上を目標としています。
100万円の売上の場合、在庫が125万円くらいですね。
一番悪かった時で、0.55くらいでした(-_-)
売上が100万円程度なのに在庫が180万円近くあるイメージです。
この数字を上げる為ですが、
◆滞留在庫を適切に損切すること
各月に仕入れた商品の現状在庫残を正確に調べます。
そこで、ある程度の期間を経過している商品は競合の有無・価格関係なく、
原価程度(赤字にならない程度)に下げてしまいます。
僕の目安としては、購入後2ヵ月経過した商品です。
◆大量ロットの仕入れはしない
過去20個単位で購入した経験はありますが、うまくいった試しがないです。
特にamazon.comから仕入れた場合、誰でも買えるので、本当に危険です。
多くて10個。出来れば、5個程度にしておきます。
直接取引等で凄い売れている商品を仕入れるのであれば、良いかもしれませんが、
それでも販売先がアマゾン・ヤフオクだけなのに、20個以上仕入れるのは少し
危険な気がします。
◆なるべく1ヵ月で売れるような商品を仕入れる。
これはランキングアップやFBA出品者の数等も考慮しますが、
ある程度は勘です(笑)
尚、これは僕のように小資金(むしろ資金ゼロ)の状態の人に言えることです。
100万円、200万円程度の資金を準備してスタートした人は、逆にその点を活かし、
ある程度の在庫保管を念頭に置き、低利での損切をしないようにすることが
ポイントではないでしょうか?
とはいっても、資金に応じた損切は必要かと思いますので、
ご自身の懐事情と相談してみてください。
尚、あくまでも僕の個人的な主観です。
人によっては、目標とする回転率も違ってきます。
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