OEMの話 オリジナル商品開発時に一番重要なこと!

OEM輸入をやっている方凄く増えてます。

今の世の中、誰でもすぐOEMできますが、

本当に大丈夫???

 

僕は前職が生活雑貨や低単価の弱家電、バッグ・服飾小物を扱う、

中堅商社にいました。

詳しくは、プロフィール参照

プロフィール

 

そこで営業を7年強、商品開発を4年弱経験し、

超大量の商品開発を行ってきました。

 

 

そんな僕から言わせると、

今はやりの中国輸入のOEMは本当にハイリスクです。

 

以前は、中国から輸入する際は、

工場から直接買う(直接貿易)ではなく、

商社を介在する(関節貿易)が一般的でした。

 

その為、経験のある商社担当者が信頼できる工場を選定したり、

商品の持つリスクを把握しているので、

大きなトラブルにはなり得なかったです。

 

ところが・・・アリババ、タオパオや転送会社の増加により、

1個人でも気軽に直接工場から商品を購入することができるようになりました。

 

 

ですが・・・・

 

中国輸入で一番大切なことを適当にしている人が多すぎます。

 

それは、品質管理です。

 

OEM輸入をする際は、

検品体制の管理や、

検品基準をきっちり作成するのが一般的な市販のOEM輸入時の流れです。

 

工場から検品体制のレポートを作成して貰ったり、

検針体制を確かめたり、

商品開発時には、商品を作成する仕様書が何十枚にもなるはずです。

 

ところが・・・

結構気軽にOEMしています。

 

家庭用品品質表示法も気にしている人少ないですよね・・・

 

 

それと・・・

特許の問題についても重要です。

 

例えば、魔法瓶。

食品衛生法をクリアーしたとしても、

蓋の形状についてはガチガチで権利関係が守られてます。

 

でも、普通は知らないですよね・・・

 

 

何が言いたいかといいますと、

アマゾンで売るのではなく、

BtoBで大きな商いに発展する際は、

石橋を叩いて渡るような取引がオススメです。

 

 

 

まぁ中国のレベルも上がっているので、

昔よりは大丈夫みたいですが・・・

 

中国でのOEMに対して否定的な訳ではありません。

ですが・・・

アマゾンで稼ぐことにフォーカスしている発信者の方が多く、

本来のOEM輸入時の手順や流れについて、

きちんと説明している方が少ないように見受けられます。

 

僕はまだまだ今年から中国輸入をスタートしたので、

ペイペイですが、

来年からはもう少し本質的な中国輸入について、

色々発信していければと思います。

 

 

 

ちなみに・・・

中国以外では、

ベトナム

インド

タイ

等からのOEM輸入は多少経験あります。

 

ですが・・・

やはり検品体制が構築されていないのと、

船便の納期がかかる(特にインド)のが難点です。

 

縫製品はベトナムがオススメです。

中国沿岸部より全然安いです。

 

 

それと・・・

中国OEMでのオススメ展示会を2つ紹介。

 

浙江省フェア

http://www.intex-osaka.com/jp/……jiang2015/

 

(既に終了しております)

 

チャイナファッションフェア(アジアファッションフェア)

http://www.asiafashionfair.jp/

(2015年10月21日~23日)

 

後者は何度も行ったことがあります。

 

中国OEMに興味がある方は、

こんなところからせめてみるのも一つの手です。

 

尚、支払は大体がTTかLCです。

ペイパルはあんまり聞いたことがないです。

 

 

 

 

 

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編集後記

まだ3日に1名程度のコンサル応募がありますが、

現在コンサルの募集を停止しています。

 

それは・・・

妻が臨月だからです。

 

コンサルしているタイミングで産気づいたら・・・・

 

 

出産には立ち会いたいので、

現在募集を停止しています。

 

無事生まれ、

落ち着いたら募集再開予定です。

 

ただし!

11月は年末商戦の一番重要な時期です。

状況によっては、

今年一杯はコンサルをお受けしないかもしれませんが、

ご容赦ください。

 

 

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